2011.01.22 Saturday
思いがけない出来事
人生は思いがけない事の連続なんだ。
未来がわからないから人生は面白いのさ。
なんてドラマに出て来そうなセリフをふと思い浮かべてみる。
いや〜こりゃ思いがけないよね
・・・それは昨日のこと。
いつもと変わらない寒い朝。
家を出ようとすると、お向かいのお母さんが顔を出してくれて
昨日いただいたお花とお野菜のお礼など話をしてから出発。
門を開けて車を門の外に出して
門を閉めに車から出たらなんと勝手に動き出す軽トラ
こりゃやばい!と焦って追いかけサイドブレーキを引こうとドアを開けると
サイド引いてあるんですけど
こりゃどうするよ!?と思う間もなく、
家の前の用水に真っ逆さま・・・私も間に合わず用水へ転落。
こんな時って不思議と冷静なもんで、
とりあえずカギを回してエンジンを切る。
旦那に電話しなきゃ。携帯は?中だ!取れるか?
とぐるぐる考えてるうちに右足が痛い事に気付く。
異音を聞きつけたお向かいさんがすぐに駆け付けてくれて、
歩けない私をおぶって上げてくれたり
車の中から荷物を引出してくれたり
私を家に運んでストーブを点けてくれたり
旦那の職場に連絡をつけてくれたり
すぐ帰ると言ってくれた旦那の帰りを待つ間に
寒かろうと毛布とコーヒーを持ってきてくれたり
そうこうしている間にご近所さんが話を聞きつけて
救急車が到着する頃にはものすごい人数が集まっていたみたい。
情けないやら恥ずかしいやら申し訳ないやら痛いやら・・・
でも空の青さと剪定したクヌギのすっきり感が妙にキレイに見えたり。
救急車の中で旦那が呼んだ警察の人から事情を聞かれ
救急病院には2件断られなかなか出発できず
超ラッシュの時間帯になんとか30分くらいかかって
受け入れ先の病院へ到着。
人生初骨折。
右足の甲、小指の付け根の骨がキレイに折れていたそう。
こりゃ人生初入院もか!?
と思いきや手術の必要もないので帰ってよろしいとのこと。
松葉杖をつく練習をしてから帰宅。
家に着いて転落した軽トラを見て思わず笑っちゃったけど
『もしも』のことを考えるとぞっとしました。
レッカーを呼んで引き上げてもらって修理屋に運ぶも
こりゃ直す方が高くつくぞ、ということで廃車にすることに。
20年も前から動いている実家から貰い受けた軽トラ。
旦那は免許取りたての頃に5m以上ある崖下に転落するも
本人は無傷でその後も修理して乗り継がれている奇跡の軽トラ。
今回も守ってくれたのね。
本当にありがとう。
ってな話をブログに載せるのも不謹慎か!?と思っていたら、
念のため報告の電話をした北海道の実家の母から
『ホントお前はブログのネタに困らないね』と言われ2人で大爆笑^^;
職場でもだからマスナリは・・・とすでに笑い話^^;
心配した旦那の姉夫婦とお義母さんも駆け付けてくれて、
骨折常習犯の義兄からアドバイスをもらい(笑)
なんというかホント何とも言えない感謝の気持ちでお腹いっぱい。
本当にこんなもんで済んで良かった。
生きてるって素晴らしい。
全治2ヶ月。
もう少し若かったら1ヶ月(看護婦さん談^^;笑)
岡山に来てからエンジンかけっぱなしだったから、
少しはゆっくり休めって事よね、と思いながらのんびりしよう。
とりあえず、誰か軽トラ譲ってくれないかな〜(笑)
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